膝の痛み

膝の痛みの代表としては、「動き始めるときに痛い」「階段の昇降が痛い」「正座が出来ない」などが多いと思います。
特に原因なく膝の痛みがはじまった場合、病院にかかると40代以上の方ではほとんどの場合「軟骨が減っている」「変形性ひざ関節症」と診断されることが多いと思います。その際に「年だからしょうがない」「上手くつきあっていくしかない」なども併せて説明されることが多いようです。
そのように繰り返し言われることで「今の症状と一生付き合っていくしかない」「今より悪くならなければいい」とその症状を我慢するしかないと思っている方もいますが、そんなことはありません。原因をしっかり見極めて、そこにアプローチしていけば今のつらい症状は必ず回復しますのでご安心ください。

意外と知らない!? 膝の痛みの原因

膝の痛みは、一般的には「軟骨がすり減っているからこすれて痛い」「関節が変形して骨棘というトゲがあたるから痛い」と考えられています。しかし本当にそうであれば、常に同じ症状が続くはずです。
しかし「動き始めは痛いけど関節が温まってくると痛みがやわらぐ」「調子が良い日と悪い日がある」など、膝の痛みの症状には波があることがほとんどです。もし膝の痛みの原因が軟骨や骨のカタチだけであれば、時間や日によって形が良くなったり、悪くなったりはしないので症状が変動するのは説明がつきません。
寺尾接骨院では、膝の痛みは「ひざの関節」に加えて「股関節」「足関節」「骨盤」にもゆがみがあり、関節のアライメント（骨と骨の位置関係）や使い方が正常でなくなっているから様々な症状が出てくると考えています。